朝のファシリテーション勉強会 第6シーズン その10 ボードゲームにおけるファシリテーターの役割を考える

昨夜の大雨と雷がウソのようにお天気が良くなり暑くなった初夏の朝ファシ。
朝のファシリテーション勉強会第6シーズンその10は、ファシリテーションの応用や実験的なワークをする「ラボ」編。

今回のテーマは「ボードゲームにおけるファシリテーターの役割を考える」。
ひらり〜が参加した日本ファシリテーション協会関西支部定例会の振り返りです。

最初のゲームは「ヒットマンガ」
読み札・取り札ともにマンガの1シーンが描かれているのですが、どちらにもセリフが書かれていません。
読み手は読み札の絵を見てシーンを想像し、セリフを考えて読み上げます。
そしてほかの人たちは、そのセリフを頼りにこれだ!と思う取り札を探す、というものです。

これが簡単なようで結構難しい。
想像力がものをいいますね・・・なんかこんなシーンっていうのは頭の中にあるんですけど、それをセリフにするのが意外と難しいんですよね。

そして取る方も、「あれ?これかな?」「いや、こっち?」と迷う場面も多数。
互いの意思疎通の難しさを思い知りますねw

二つ目のゲームは「短所を長所に変えたいやき」

こちらは読み札も取り札も「たいやき」の形。
表と裏とで焼き加減とたいやきの表情がちがうのがおもしろいです。

このゲームはいくつか使い方があるそうで、今回は2パターンに挑戦。

まずは各チームから一人ずつでてきて、48枚ある「短所」カードから3枚選んでチームに戻ります。
その後チームメンバーはその「短所」カードを見て、「長所」に言い換える、というもの。
勝ち負けがあるわけではありませんが、「自分が短所と思っていたものが、こんなふうに長所として捉えられるんだ」という発見がありますね。

もう一つはかるたゲーム。ただし、読み札は「短所」・取り札は「長所」という一ひねりあるもの。
読まれた言葉を長所に言い換えて取り札を探すって結構難しいですね。

でもこの言い換えはファシリテーターとしてはとっても大切。
話し合いの中でネガティブな発言が続いたときに、ポジティブな言葉に置き換えることで場が活性化することもあるのではないでしょうか。
ファシリテーターの言い換えの訓練によさそうです。

さて、次回は基礎を学ぶ「ジム」編。
今回から「検証する」フェーズに入ります。
検証の第1回は「筋道を明らかにする」です。

▼朝のファシリテーション勉強会 6th season-11
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この記事を書いた人
chiharu

chiharu

コンセント運営スタッフその3。元動物看護師。コンセントの雑務全般担当で毎日助手力を発揮中。