朝のファシリテーション勉強会 第6シーズン その12 定例会振り返り 観察と自己開示であなたのファシ力向上大作戦2

ファシリテーションの基礎を学ぶ基礎トレ(ジム)と応用的なことやファシリテーションスの周辺スキル(プレゼン)などを学ぶラボを交互に開催する、朝のファシリテーション勉強会。

今週は5月12日に行った関西支部定例会の振り返り(その2)を行いました。

本題に入る前に、2グループ対抗ゲームを少し。

クジに書かれたお題をチームで協力してジェスチャーで相手チームに伝えるジェスチャーゲームです。

 

みなさんにはこの2チームが何を表しているかわかってもらえたでしょうか・・・?

ちなみに先のチームが高野山、後のチームがみかん畑を表していましたw

さてチームの団結力が高まった(?)ところで、いよいよ本題。

みねやんの「体験学習の循環過程」についての解説のあと、一つのゲームをします。

とある場所へ向かう地図を作るというゲームなんですが、大変なことに道順や地図の情報がバラバラになっているのです!
バラバラになってしまった情報カードは全部で20枚。
チームメンバーの手元には5枚ずつカードが配られており、その道順カードの情報から目的地までの地図を完成させなくてはなりません。
さらにこのカードは読み上げることはできても、ほかの人には見せられないというルール。

このルールのもと、いざ地図を完成させるために話し合いが始まります。


▲それぞれの情報カードはこんな感じ

チームによって地図の作り方が違いますね。

終了後それぞれの地図を見に行き、どうやってこの地図を完成させたのか話を聞きます。

ここで大切なのが、「どうやって」地図を作ったのか。
つまりどのようなプロセスを経て地図が完成したのか、というところです。

ファシリテーターはコンテント(内容)よりプロセス(過程)に注目しなくてはなりません。
今回はゲームの内容ではなく、過程を大切にできたか、というところなんですが・・・

自分が当事者になると忘れてしまいますねw
あとから振り返ってみれば

・どのような順番で話し合いを進めるか
・どのような方法で地図を作るのか
・どこから書き始めるのか
・地図を書くときのルール

こんなことを先に決めておけたらよかったという話がでました。

ついつい中に入ってしまうと忘れがちになる「プロセス」ですが、
ファシリテーターに取っては大変重要なところです。

「プロセス」を常に考えられるようにこれからもトレーニングを積んでいきたいところです。

さて、次回は基礎編。
ファシリテーターの5つの役割の中から「検証」その2 筋道の歪みを正す、をやりたいと思います。
▼朝のファシリテーション勉強会 〜6th season-13〜
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この記事を書いた人
chiharu

chiharu

コンセント運営スタッフその3。元動物看護師。コンセントの雑務全般担当で毎日助手力を発揮中。