朝のファシリテーション勉強会 第5シーズン その12 〜ファシグラ猛特訓〜

先週の「ロジカルシンキング千本ノック」に引き続き、今週の朝ファシも「構造化のスキル」の中から学びます。
テーマは「ファシリテーショングラフィック」

ファシリテーショングラフィック(=ファシグラ)は議論を見える化し、参加者を議論に集中させる「技術」の一つです。
「技術」なので練習すれば上達するのですが、意外と練習する場がないんですよね。
今回は話し合いと振り返りを繰り返し、1人1回はペンを持ってグラフィックをするタイトなプログラムを実行しました(笑)

短い時間での議論なので、深まる前にタイムリミットが来てしまうのですが、なんとか一生懸命書き留めるみなさん。
聴きながら〜書きながら〜だけで十分難しいですが、ファシリテーターはレイアウト、色合い、フレームなどさまざまな引き出しを活用する必要があるので、ホントに大変です・・・

終わった後はほかの人が描いたグラフィックをギャラリーウォーク。
ファシグラの上達の方法の一つに、「ほかの人のグラフィックを見る」というのがあります。
どういう順序で描いたのか、レイヤーはどうなっているかなど観察する内に、グラフィッカーの頭の中が見えてくる気がします。

最初にも書きましたが、「技術」は練習すれば上達するものです。
日常生活で「議論を描く」場面ってなかなかないので、ときどきこういう猛特訓があるのもいいですね。
ファシグラはまた機会を見て練習したいと思います。

さて、次回は5月27日〜28日に福岡で開催された「ファシリテーション・シンポジウム」に参加した3人から、特別企画だった「住民による自主的な避難所運営を促すファシリテーション~熊本地震後の嘉島町の事例から~」を振り返ります。お楽しみに!

▼朝のファシリテーション勉強会 〜5th season-13〜

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この記事を書いた人
chiharu

chiharu

コンセント運営スタッフその3。元動物看護師。コンセントの雑務全般担当で毎日助手力を発揮中。