朝のファシリテーション勉強会第6シーズン その5 ファシリテーターの5つの役割①要約編
朝のファシリテーション勉強会第6シーズンその5は、ファシリテーションの基礎を学ぶ「ジム編」その1。
今年は「ロジカル・ディスカッション」を教科書にファシリテーターの5つの役割と12の基本動作を学び、基礎をしっかりしたいと思います。
その1回目は「要約〜論点を明らかにする」をテーマにお勉強。
会議や話し合いの時、気付けば「今何を話してたっけ?」と思うときありませんか?
こんなとき、ファシリテーターは「今、話の内容は●●でしたっけ?」「その発言は●●についてですね?」など何について話しているのか確認し、場合によっては論点に戻すということをしなくてはなりません。
論点を理解するために、今回は「何も最初に決めずに始める会議」と「最初に論点を挙げて、その中のどれを話するか決めてから始める会議」を体験して比較しました。
最初に2つの会議をしたあとに、グループごとに振り返り。
論点を決めていないと、いろんな方向へ話が広がる一方、堂々巡りになったり、ふわっとした話で終わってしまう傾向があるようです。
一方で論点を決めると、発想の広がりは少ないが、話し合いの道筋が見えるといった意見がでました。
参加者のこのような感想を意識して、ファシリテーターは場の雰囲気とタイミングを見計らいながら話の論点を明確にしていく力が必要なんだなと感じました。
次回は、5月12日に参加した日本ファシリテーション協会関西支部定例会の振り返りを行います。
▼朝のファシリテーション勉強会 〜6th season-06〜観察と自己開示であなたのファシ力向上大作戦
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