朝のファシリテーション勉強会第10シーズン#13

9月も半ばになり、今季の朝ファシも残すところあと数回。

今回のテーマは「ハイブリッドでの構造化を考える」です。

ハイブリッドで悩ましいのが構造化ですよね。見える化が大事なのは分かっているのですが、オンラインとオフライン両方の人が入る会議はどうすればいいのでしょう…?

今回は、会場の人がファシリテートしながら模造紙に描いたのを、カメラを通して見ながら会議するパターンと、オンラインのホワイトボードツールを使って、会場はプロジェクターで投影しながら会議するパターン、両方やってみてどちらが話しやすいかなどを比較しました。

どちらも一長一短あるのですが、今回やってみて気付いたのが「プロセスが見えるかどうか」の重要性でした。

オンオフ問わず付箋やホワイトボードを使うと意見を移動させたり消して書き直したりすることが簡単にできます。その結果、最後にできたものがまとまりすぎていて、どういった話し合いがされたのか、そのプロセスが見えにくくなってしまいました。

最終的にまとまったものが見られるのはいいことなのですが、そもそも「どういった過程で話し合ってきたのか」ということがわからないと、後にまた同じような議論が起こってしまうかもしれませんよね。

オンオフともに「話し合いのプロセスを残す」ことを意識した構造化を次回は目指したいです。

次回は書いて書いて書きまくり!ファシグラ道場です。

この記事を書いた人
chiharu

chiharu

コンセント運営スタッフその3。元動物看護師。コンセントの雑務全般担当で毎日助手力を発揮中。