朝のファシリテーション勉強会 第5シーズン その9 〜みんなでここまでの実力試し〜
朝のファシリテーション勉強会(通称:朝ファシ)season5が始まって2ヶ月がたちました。
あれから2ヶ月。私たちは成長したのだろうか。
ということで、今回はちょっとしたゲームで実力試しでした。
 
朝ファシのグランドルールに「夜を引きずらない」とあります。しかし、昨夜の疲れをバリバリ引きずっているプラグの小泉さん。
そんな彼が作る特製コーヒーとサンドウィッチがみんなを歓迎してくれて朝活スタート!
 
まずは今シーズンのふり返り。
基本のことだけでも
・プロセスへの介入。
・ゴールを明確にする。
・アイスブレーク。
・グラフィック(板書)の基本。
・グランドルール。
・質問(オープン・クローズドクエスチョン)の使い方。
 
と、けっこうやっていますね。
 
これらの学びを駆使して、今回はオリジナルのコンセンサスゲーム、通称GEATH(ゲス)ゲームにトライです。
 
ちなみにコンセンサスゲームとは、チームで合意(コンセンサス)を形成していくゲームです。
大まかな流れは、まず自分の意見を考え、その後、チームでお互いの意見をすり合わせながら、みんなが納得できる1つの結論を絞り出していきます。
 
ゲーム本編に入る前に、あたまの準備として「チーム対抗共通点探し」をしました。
チームメンバー全員に共通することを2分間でできるだけ多く探します。
発想の瞬発力とチームの協力が求めれました。
(共通点探しのアイスブレイクは色々応用ができますね)
 
頭をほぐしたあとは、いよいよ男女5人が絡み合うストーリーを題材にしたGEATHゲーム。
 
まず個人個人で登場人物の順位を考えてもらいます。
それが終わるとチーム全体の順位を決めていきます。
各チームでファシリテーターを決めてすすめていきました。
 
今回のテーマは「仲間にするならだれが良い」です。
 
みなさん、ランキングバラバラ。
それを1つの合意に持っていく。
 
 
 
時間内にまとまったチームもあれば、まとまらなかったチームも。
 
そしてふり返り。
どうやら「仲間とは何の仲間か」を最初に考えるのが今回のPOINTだったようです。
そして「どのようにすすめていったか」「どういう質問をしたのか」といったファシリテーター視点でふり返り。
 
朝ファシのふり返りは中身ではなくプロセスに注目です。
「順位がどうなったか」ではなく「どう決めていったか」です。
とはいいつつ、各チームがどういう順位になったかで朝活が終わったあとも盛り上がりました。
 
こうやって実際に会議をして熱いうちに振り返りをするという、つまり自分ひとりでは得ることが出来ない学びができる。それが、この勉強会の魅力かなと思います。
気になる方は、是非気軽にご参加ください。
今回も初めて方がいらっしゃいました。
 
 
さて次回6月3日は、5月27日〜28日に福岡で開催された「ファシリテーション・シンポジウム」に参加者から、報告と振り返りを行います。
もちろんただ話をするだけではなく、新しいワークの手法も試みます。
お楽しみに!
 
 
(執筆:みねやん)
 
この記事を書いた人
chiharu

chiharu

コンセント運営スタッフその3。元動物看護師。コンセントの雑務全般担当で毎日助手力を発揮中。